日本語会話能力を向上させるポイント3つ|おすすめアプリの紹介

「日本人ともっと自然な日本語で会話できるようにならないだろうか。」このように感じている外国人の方は多いと思います。

企業で働く外国人の日本語会話能力が向上すると、社員同士が自然な日本語で会話できるようになり、コミュニケーションや意思の疎通がしやすくなります。

その結果、職場の雰囲気もよくなる上に、仕事が効率よくすすんだり、アイデアが生まれやすくなったりするなど、さまざまな効果が期待できます。これは外国人のみならず、同じ企業で働く日本人、そしてもちろん企業にとっても大きなメリットです。

記事では、日本語のスピーキング力をあげるための3つのポイントをわかりやすくお伝えします。日本語会話のためのおすすめのスマホアプリもご紹介しています。

また、日本人が外国人と話すときの注意点もご紹介します。

最後までぜひ読み進めてくださいね。

日本語のスピーキング力をあげるためのポイント

日本語のスピーキング力をあげるためには、どのようなことに気をつけて学習すればいいのでしょうか。ポイントを3つ挙げます。

【日本語のスピーキング力をあげるためのポイント】リピーティングやシャドーイングで聴解の能力を高める定期的な実践の場を持つ~フィードバックを得られる場での練習言いたい文をいつでも言えるように準備しておく

それぞれのポイントについて詳しくお伝えします。

リピーティングやシャドーイングで聴解の能力を高める

日本語のスピーキング力をあげるためには、聴解の能力を高めることが重要です。会話は相手が何を話しているのか分からないと成立しないからです。以下に具体的な練習法を挙げます。

1.リピーティングやシャドウイングは、聞く力とリプロダクション力を上げる良い方法です。

まずリピーティングから始めましょう。初めは正しくリピートすることに集中し、次にアクセントやイントネーション、スピードも同じになるように何度も練習してみてください。

2.次にシャドウイングをしてみましょう。シャドウイングとは音声を聞いてすぐ復唱することで、歌の輪唱のようなものです。聞いた直後に復唱することで、より忠実に日本語の発音がまねできるので外国語学習でよく行われている練習法です。

リピーティングもシャドウイングも、意味の分からない文をただ復唱するのではなく、しっかり文の意味を理解したうえで行うことが重要です。また、少し簡単な内容のもので練習すると、より正しく聞き取りやすく正確に復唱しやすくなります。トピックが選べるなら、興味のあるものにするとモチベーションがアップしますね。

3.日本人の会話の自然な表現を学んだり、スピードに耳が慣れるには日本のドラマや映画を見るのもいいでしょう。

動画にはストーリーや「場面」があるので、「こんな場面ではこのフレーズが使えるんだね」「あ、この言葉はこういう意味だったのか」などの発見や学びが多く得られます。日本語の字幕がついているものなら、単語や文型をチェックしやすいですよ。日本語字幕付きの動画配信サービスもあるので、利用してみてください。

ちなみに動画を選んだら、まず母語で単純にその動画を見ることをおすすめします。ストーリーや場面を理解したうえで日本語の音声と字幕で見ると、日本語の語彙やフレーズに集中しやすくなります。

動画で自分が言いたい文があったらメモして暗記し、いつでも言えるようにしておくと便利です。そしてそのフレーズを使うチャンスがあったら是非使ってみてください。通じたとき、自信がつきますよ。

定期的な実践の場を持つ~レッスンやエクスチェンジパートナーとの練習~

話し相手の日本人に正しい日本語に直してもらえたり、質問できたりするのはとても良い学習方法です。でも毎日の生活や仕事をしている中では難しいのが現実です。

1.それなら日本語講師とのレッスンやエクスチェンジパートナーと練習しましょう。「どんなレベルを目標にしているか」「何を伝えたいか」「どうしてこの文型を使った方がいいのか」など、プロにフィードバックやアドバイスをもらって、小さな目標を達成することを続けてみてください。気が付いたら日本語が上達していることに気付くでしょう。適切なフィードバックが欲しいなら、日本語レッスンが特におすすめです。

レッスンの回数は日本語学習の目標や学習に充てられる時間、仕事やプライベートライフとのバランス、レッスン料金などを考えて決めましょう。日本語の先生と相談するのもいいですね。

また、宿題を出してもらうのも良いです。復習できるのはもちろん、自分で考えてきた文を添削してもらうこともできるからです。

2.時には日本語の講師でない人と話してみるのもいいでしょう。話す相手は、近所の人やよく行く店の店員、スポーツが好きな人ならジムやスポーツのチームを探してみてもいいでしょう。最近はシェアハウスで日本人と話す機会を持つ人もいるようです。居酒屋などで隣に座った人と話すチャンスがあるかもしれません。

このようにプライベートで日本語講師ではない人と日本語を話す場合は、「少しゆっくり話してください」とあらかじめ相手の日本人に伝えておくといいですよ。

言いたい文をいつでも言えるように準備しておく

もし、あなたの前を歩いている日本人のポケットから財布が落ちたらその人に何と言いますか。英語や「すみません」だけでは日本人は気付かないかもしれません。言いたいときに場面に合った文を言えるといいのに・・・と思ったことがありませんか。

普段から言いたい文を暗記して、たくさんそのリストを頭の中に入れておきましょう。先述のリピーティングやシャドーイング、または日本のドラマや映画のよくある場面から好きなフレーズや役に立ちそうなフレーズを選んで何度も音読し、口からすぐ出るようにしておけば、咄嗟の瞬間に言いたいフレーズが言えるようになるでしょう。

チャンスが来て、言いたいことが正しい日本語で相手に伝わったら嬉しいですよね。がんばってよかった!と自信が持てますよ。

日本語のレッスンや日本人の同僚、友人に質問して、言いたいフレーズを教えてもらうのもいいですね。

ちなみに自分の前を歩いている人のポケットから財布が落ちたら、日本語のネイティブスピーカーなら「財布、落ちましたよ!」と言うでしょう。

本人が外国人と会話する際に気をつけること

日本人が外国人と会話する際に気をつけることにはどのような点があるでしょうか。気をつけたいポイントは以下の通りです。

【日本人が外国人と会話する際に気をつけること】日本語はゆっくり、はっきり話す「です・ます」体を使い、短い文で話す間を埋める意味のない言葉を使わない

それぞれ詳しくみていきましょう。

▶︎ こちらの記事もチェック:「職場にいる外国人とのコミュニケーションでは何を心がけるべき?意識すべきポイントを解説」

 日本語はゆっくり、はっきり話す

外国人と会話する際は、ゆっくり、はっきりと話すことを心がけましょう。よほど日本語が上手な外国人でない限り、通常のスピードの日本語を聞き取ることができません。

日本人も英語の学習を始めたばかりの人や英語が苦手な人には、ネイティブスピーカーの普通のスピードの会話を聞き取るのは難しいですよね。

外国人に気持ちや必要事項を伝えるためには、相手が聞き取れるようにゆっくり、はっきり話し、相手が理解できているか様子を伺いながら会話をすすめましょう。

特に外国人に気持ちを伝える時や指示、依頼をしたりされたりする場合は、相手が理解しているかどうかを確認しながら会話をすすめましょう。

わかりやすい文で話す

外国人と日本語で話す際は、わかりやすい文で話しましょう。例えば外国人にとって長い文章を理解するのは難しく、内容が伝わらない可能性があるからです。

以下の2つの文章を比べてみましょう。

1. 新宿に伊勢丹というデパートがあり、そこの地下に有名なケーキ屋さんがあるので、そこでショートケーキとチョコレートケーキを買ってきてください。2. 新宿に伊勢丹というデパートがあります。そこの地下に有名なケーキ屋さんがあります。そこでショートケーキとチョコレートケーキを買ってきてください。

「1」の文章は、長文で一気にたくさんの情報が詰め込まれている感じがします。

一方「2」の文は、一つの文章に情報が一つ程度入るように短く文章を切りました。これだと、内容がわかりやすい上に、句点の度に理解できているか相手の様子を伺うことができます。

外国人と話す際は、「2」の文章のように、短い文で話しましょう。

もう一つ例を挙げます。次の2つの文を比べてみましょう。

1.プロジェクターがどこにあるか聞かれたんですけど、使わないから知らないんです。知ってますか?2.山田さんにプロジェクターがどこにあるか聞かれたんですけど、私はプロジェクターを使わないからどこにあるか知らないんです。〇〇さんは知ってますか?

「1」の文章は主語(動作主)がないので、日本語を話し慣れていない人は「誰が」聞かれたのか、「誰が」「何を」知らないのかがわかりにくいと感じます。

「2」には主語や目的語を入れてありますので、わかりやすくなりました。

日本語では主語を省略して話すのが特徴の一つです。でも英語などではあまり省略しないので、ネイティブの日本語話者でない人と話すときは主語や目的語をつけて話すと、コミュニケーションが円滑になります。

を埋める意味のない言葉を使わない

外国人と会話する際は、「えーっと、あ、そうだ、あれあれ」や「ん~、どうかなあ・・多分大丈夫だと思うけど」などの間を埋める言葉を多用しないように気をつけましょう。このような繋ぎ言葉は、日本語を聞き取りにくくします。

英文を例に考えてみましょう。

Well,ah,yes,that’s the thing…I like Unagi .

この英文をみて、英語がある程度わかる人なら、すぐにどういう意味か理解できます。この英文の意味は以下のような訳になると思います。

「えーっと、あ、そうだ、あれあれ、私はうなぎが好きです。」

しかし、英語が得意ではない人、英語を習い始めて日が浅い人にとっては、「ah,yes,that’s the thing」が気になってしまい、この文の重要な情報が伝わらないことがあります。

外国人にとっての日本語の繋ぎの言葉も同じ感覚です。

ですから文章に余計な言葉をいれずに会話すると、外国人が日本語を理解しやすくなり、会話がスムーズに進みます。

ただし、「え~っと」「う~ん」「あの~」などの会話の間で使う短い言葉なら、むしろ自然な日本語として使うと、外国人にとって良い勉強になるでしょう。

日本語会話のためのおすすめスマホアプリ

日本語会話はスマホアプリで学習することが可能です。ここでは、おすすめアプリを3つご紹介します。

Drops:言語学習

Dropsは、語学レベルを新たなレベルに引き上げてくれる日本語会話学習アプリです。

内容は以下の通りです。

概要絵がたくさんでわかりやすいアプリ!子供も楽しめる
レベルかんたん
対象年齢4歳以上
ゲーム性★★★★★
選択可能言語英語・日本語・韓国語・ベトナム語など全32か国語

Duolingo

Duolingoは、ゲーム感覚でサクサク進めることができる日本語学習アプリです。

内容は以下の通りです。

概要読む・聞く・書く・話すがバランスよく学べる
レベルかんたん
対象年齢4歳以上
ゲーム性★★★★★
選択可能言語日本語・英語・中国語・韓国語など全24か国語

Memrise

Memriseは、高機能な翻訳機能がついた日本語学習アプリです。

内容は以下の通りです。

概要読む・聞く・書く・話すがバランスよく学べる
レベルかんたん
対象年齢4歳以上
ゲーム性★★★★☆
選択可能言語日本語・英語・中国語・韓国語など全24か国語

日本語会話のレベルを上げるには日本語研修がおすすめ

記事では、日本語会話能力を向上させるためのポイントを3つお伝えしました。また、日本人が外国人と会話する際に気をつけることや、日本語学習におすすめのアプリをご紹介しました。

外国人にとって、自然な日本語会話ができるようになるのは容易なことではありません。そのためには、周りの協力が大変重要になります。

Coto Worldでは、短期間で成果が出る日本語研修を行っています。独自のノウハウや教材による研修は、多くの有名企業様にも採用され、実績があるものです。

興味がある法人様は、ぜひ一度ご相談ください。


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